Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/a3f2021/r-label.jp/public_html/staffblog/wp-content/themes/muum_tcd085/functions/menu.php on line 48

大阪2日目・うめきたグラングリーン大阪へ

建築さんぽ

こんにちは、R-LABELです。
8月もまだまだ衰えを知らない猛暑、外出するにも準備と気合が必要ですが
夏休みは皆さまどこかにお出かけですか?

さて前回投稿した未練だらけの大阪関西万博の翌日、実は思いつき旅のきっかけだった『安藤忠雄展』に行くためうめきた周辺に出かけてきました。
6月末ですが、すでに暑かった。。

前日の疲れもあって、ゆっくりめにホテルを出て大阪メトロの休日パスで梅田へ。
半年前に梅田スカイビルに行った記憶もまだ新しく、夏のうめきた界隈の緑あふれる様子が楽しみです。

地下鉄の出口を適当にでて地上に上がり、天気予報でよくみる大阪駅前の交差点を渡って建物内をしばらく歩くと、大阪駅のコンコースに到着。通り抜けると視界が開けて、四方八方に案内看板のある起点のような空間に着いたのですが、大阪駅まで行けばわかると思ったグラングリーン大阪の場所がさっぱりわからない。


ここにもミャクミャク様~♪

とりあえず名前の似ているグランフロント大阪にはいって南館・北館を渡りようやくグラングリーン発見。グラン何とか多すぎ…
グラングリーン大阪北館を出た敷地内に、展覧会の会場である[VS.(ヴイエス)]の建物がありました。その日の14時頃から安藤氏のギャラリートークがあるというので、先にチケットだけ購入してちょっとぶらぶらすることに。

あまり遠くにはいかずに涼めるところ、で思いついたのがミラタップのショールーム。グランフロント北館にありました。
旧社名の「サンワカンパニー」は類似名称も多く、海外での商標登録が取れないなどの理由から昨年10月より「ミラタップ」という新社名になっています。ミニマルでスタイリッシュなデザインに振り切った商品コンセプトはそのままのようです。

グランフロント北館ナレッジキャピタル5階[ハウジングデザインセンター]は、ミラタップの他ウッドワン・タカラ・トクラスといったメーカーのショールームや家具・カーテンなどの店舗があり、情報収集の段階から気軽に見て廻れて便利そう。
北館1階にはアクタスが入っていて、併設のカフェの前ではベビーカーの赤ちゃん連れのママさんたちが大勢並んでました。建物内にも広めのキッズスペースがあり、外にはベンチや芝生にシートを敷いて休める木陰があって、子育てファミリーが多い印象。
大阪駅直結のビルの中に、子供連れでも出かけやすく魅力的な場所がたくさんあるんですね。

さすがに歩き疲れたので、氷菓を求めてグラングリーン大阪南館の[タイムアウトマーケット大阪]に向かいます。
北館の隣かと思ったらうめきた公園をはさんだ反対側。うわ、遠い…。


日傘で身を守りつつ道路を渡って階段を数段上がると、見下ろした先に野外ステージが!傾斜をつけた芝生エリアからピクニックみたいに観覧する開かれた野外ステージ、これはうめきた公園の完成イメージでみたやつです。
半年前はまだまちびらきしていなかった芝生の上でたくさんの人がくつろいでいて、じわっとテンション上がる♪
午後からSuperflyのフリーライブがあるらしいのですが、この後の予定もあるのでここは断念。

[タイムアウトマーケット大阪]は、関西や大阪の新進気鋭のシェフや地元で愛される名店、注目の新星たちによる全17のキッチンと2つのバーが集結したフードマーケットとして、2025年3月グラングリーン大阪にオープン。アジア初出店らしいです。
黒を基調としてメリハリのある照明で高級感を出したシンプルな内装、大人が楽しめるフードコートといった感じ。
日曜日というのもあって、広い店内はほぼ満席、人気店はどこも行列ができています。
東京には出店しないのかな。


屋外に席を見つけて、しばし休憩。生き返りました。

うめきた再開発プロジェクトが始動する以前から、大阪都市部に緑地と水景を実現したいと提案し続けていた建築家・安藤忠雄氏の展覧会。会場の[VS.]自体も安藤先生がデザイン監修をした建物ですが、うめきたプロジェクトの実現そのものが大きな作品であるのかもしれません。
展覧会のタイトルは『安藤忠雄展 青春』。建物の前に置かれた青いリンゴのオブジェには「永遠の青春へ」という直筆のメッセージが書かれています。

地下の展示室は思いのほか広く、2つの展示ゾーンと[水の教会]を再現した展示室、ドローンで撮影した[頭大仏][光の教会][ブルス・ドゥ・コメルス]を3方向の巨大スクリーンで映し出す展示室があり、びっちり並べられた大小さまざまな建築模型・スケッチ・ドローイングなど想像以上に見ごたえあるものでした。
大規模なものは土地の傾斜や地下空間などもすべて包括して設計されていて、よくこんなこと思いつくなぁ、と素人の凡人らしい感想と、精神とか感性とかその場に立つとすべてが研ぎ澄まされそうな創造物が形になっていくところを垣間見られて、ほんとに感動でした。

実際に見に行きたいものはたくさんあるけど、淡路島の[本福寺水御堂]は今一番いってみたい。蓮池の真ん中の階段を降りたら本堂があるなんて、アメージングじゃないですか⁈
万博で見た大階段の下に展示室があるスペインパビリオンや木枠の中に円形の建物を入れたようなイタリアパビリオンのデザインはもしかすると安藤忠雄の影響を受けているのでは?などと勝手に考えてしまいました。

安藤先生のギャラリートークは毒舌とユーモアが入り混じって笑っていいのか笑い事ではないのかわからない感じでしたが、未来ある子供たちの知的好奇心が育っていくよう手を差し伸べつつ、自らは挑戦し続けるのだと思います。
足は棒ですがパワーいただきました!

うめきた公園の全体開園は2027年の予定。
完成を楽しみにまた大阪旅行、計画します♪

関連記事

特集記事

最近の記事

  1. 大阪2日目・うめきたグラングリーン大阪へ

  2. きたぞ、万博。世界のパビリオン博覧会

  3. 梅雨だるはお風呂で解消!

TOP